お茶割りの作り方|業務用ティーバッグで仕込む水出しレシピと提供手順

更新日:2026/08/25

この記事のポイント

  • 仕込みは「1Lの天然水ペットボトルにティーバッグ4個、冷蔵ストッカーで1時間」。火も専用機材も使わない
  • 抽出したお茶は、焼酎・ウイスキー・ジンなど手持ちのお酒で割るだけ。ノンアルはそのまま提供できる
  • 誰が仕込んでも同じ味になるので、ピーク時のオペレーションは「注いで割る」だけで変わらない

お茶割りは「お茶を淹れる」工程が9割

お茶割りの味は、割り材のお酒よりも、ベースになるお茶で決まります。渋みが強い、香りが弱い、色が濁る。こうした不満のほとんどは、茶葉とお茶の淹れ方に原因があります。

クラフトティーのお茶割りティーバッグは、急須で淹れるために仕上げた上質な茶葉をそのままティーバッグにしたものです。流通している多くのティーバッグに使われる、製造過程で振り分けられた茎・芽・粉(出もの)とは、渋みの出方と香りの立ち方が違います。だから、淹れ方は水出しの一択で足ります。

基本の仕込み:1Lボトルにティーバッグ4個、冷蔵庫で1時間

  • 1Lの天然水ペットボトル(または1Lの密閉ボトル)を用意する
  • ティーバッグを4個入れる(煎茶・和紅茶・ほうじ茶とも同じ)
  • 冷蔵ストッカーで1時間抽出する
  • ティーバッグを取り出す(入れたままでも構いませんが、味を一定にするなら取り出す)
  • そのまま冷蔵保管し、営業中はボトルから注ぐ

お湯を沸かす工程がないので、開店前の仕込みに組み込みやすく、火傷や煮出しすぎの心配もありません。1Lで何杯分になるかは、1杯あたりのお茶の量で変わります。目安は下の配合例を参照してください。

保管の目安や、翌日まで持ち越せるかどうかは【要確認:保管の推奨時間を記入】。

メニュー別の配合例

割合はお店の売価とグラスサイズで調整してください。以下は導入店で実際に出ているメニューをもとにした例です。

メニューベースのお茶割り材配合の目安
緑茶ハイ煎茶「牧之原つゆひかり」甲類焼酎焼酎45ml:お茶150ml【要確認】
ほうじ茶×みかんサワー(鮪のシマハラ様オリジナル)ほうじ茶「島田やぶきたほうじ」焼酎+みかん果汁+炭酸【要確認:配合】
和紅茶ジントニック和紅茶「牧之原べにふうき」ジン+トニックウォータージン30ml:和紅茶90ml:トニック60ml【要確認】
ノンアル・お茶ボトル提供(マルウシミート様)煎茶/ほうじ茶なし抽出したお茶をボトルのまま卓上へ

煎茶は甘みとコクがあるので、クセの少ない甲類焼酎と合わせると「お茶が主役」の一杯になります。和紅茶は渋みが少なく華やかなので、ウイスキーやジンと相性がよく、ほうじ茶は香ばしくすっきりしているので、焼酎や柑橘系のサワーに向きます。

ピーク時の提供手順

  • グラスに氷を入れる
  • お酒を注ぐ(分量はメニュー表に固定しておく)
  • 冷蔵ボトルからお茶を注ぐ
  • 軽くステアして提供

仕込み済みのボトルから注いで割るだけなので、レモンサワーやハイボールと工程数は変わりません。新人スタッフでも味がぶれないのは、抽出を「ティーバッグ4個・1時間」に固定しているからです。

よくある失敗と対処

  • 渋い:抽出時間が長すぎるか、ティーバッグを入れたまま常温に置いている。1時間で取り出し、冷蔵を守る
  • 薄い:ティーバッグの数が足りないか、水の量が多い。1Lに4個を守る
  • 濁る・色が悪い:お湯で淹れている。水出しに戻す
  • 日によって味が違う:担当者ごとに手順が違う。ボトル・個数・時間をメニュー表に書いて固定する

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