緑茶ハイとお茶割りの違い|焼酎の選び方と、お茶の種類別の相性
更新日:2026/08/25

この記事のポイント
- 緑茶ハイは「焼酎の緑茶割り」の呼び名。お茶割りは緑茶に限らず、和紅茶・ほうじ茶・烏龍茶・玄米茶・ジャスミン茶まで含む広い言葉
- 味の差は「お茶を何で作るか」で決まる。粉末・ペットボトルのお茶と、茶葉から抽出したお茶では、香りと後味が別物になる
- お酒との相性は「お茶の香りの強さ」で決める。煎茶は甲類焼酎、ほうじ茶は麦焼酎や柑橘サワー、和紅茶はジンやウイスキー
言葉の違い:緑茶ハイとお茶割り
緑茶ハイは、焼酎を緑茶で割ったドリンクの一般的な呼び名です。「ハイ」はハイボールの略で、炭酸の有無にかかわらず、焼酎の割りものとして定着しています。
お茶割りは、焼酎に限らず、お酒をお茶で割ったもの全般を指します。緑茶だけでなく、和紅茶・ほうじ茶・烏龍茶・玄米茶・ジャスミン茶など、お茶の種類ぶんだけメニューが作れるのが特徴です。緑茶ハイはお茶割りの一種、と考えると整理しやすくなります。
味の違い:お茶を「何で作るか」
同じ緑茶ハイでも、店によって味がまったく違うのは、ベースのお茶の作り方が違うからです。大きく3つあります。
- 粉末(インスタント)のお茶を水で溶く:手軽だが、香りが弱く、後味に粉っぽさが残りやすい
- ペットボトルのお茶で割る:安定しているが、割ると味が薄くなり、お茶らしさが消えやすい
- 茶葉から抽出したお茶で割る:香りと甘みが立ち、お酒と混ぜても「お茶の味」が残る。仕込みが必要
クラフトティーのお茶割りは3つ目の方法を、ティーバッグと水出しで手間なく再現するためのものです。急須で淹れるための上質な茶葉をそのままティーバッグにしているので、渋みが少なく、甘みと香りが立つ、"お茶が主役"のお茶割りになります。
お茶の種類別:特徴と合うお酒
| お茶 | 銘柄(クラフトティー) | 味の特徴 | 合うお酒・メニュー例 |
|---|---|---|---|
| 煎茶 | 牧之原つゆひかり | 旨味が強く、渋みが弱く、色が鮮やか | 甲類焼酎(緑茶ハイの定番) |
| 和紅茶 | 牧之原べにふうき | 柔らかな飲み口。渋みが苦手な方も飲みやすい | ジン(和紅茶ジントニック)、ウイスキー |
| ほうじ茶 | 島田やぶきた | 香り高く、すっきりとした飲み口。金色の水色 | 焼酎、柑橘サワー(ほうじ茶×みかんサワー) |
| 烏龍茶 | 天竜つゆひかり(国産) | ペットボトルとは比較にならないスムースさと上品な香り | 焼酎(烏龍ハイ) |
| 玄米茶 | 島田やぶきた玄米 | 煎茶のコクと玄米の香ばしさ | 焼酎、麦焼酎 |
| ジャスミン茶 | 中国産 | ジャスミンの花の香りが上品 | 焼酎、ジン |
焼酎の選び方:お茶の香りの強さで決める
お茶割りに使う焼酎で迷ったら、「お茶を主役にするか、お酒を主役にするか」で決めます。
- 甲類焼酎:クセがないので、お茶の香りがそのまま出る。煎茶・烏龍茶・ジャスミン茶に。まず最初に試すならこれ
- 麦焼酎:香ばしさがあるので、ほうじ茶・玄米茶と方向が揃う
- 芋焼酎:香りが強いので、お茶が負けやすい。使うならほうじ茶を濃いめに
- ジン:ボタニカルの香りと和紅茶の華やかさが合う。トニックで割れば和紅茶ジントニック
- ウイスキー:和紅茶で割ると、アイスティー感覚で飲みやすいハイボールになる
焼酎の分量は、お茶の香りを残すなら45ml前後に抑え、お茶を150ml前後にするのが目安です【要確認:推奨配合】。
ノンアルも同じお茶で
抽出したお茶は、割らずにそのまま出せばノンアルコールのドリンクになります。お茶割りとノンアルを同じボトルから提供できるので、仕込みを増やさずにメニューが1つ増えます。お酒を飲まないお客さまが「ウーロン茶かジャスミン茶か」以外の選択肢を持てるのは、お茶割りを置く隠れたメリットです。
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